こんにちは、B東です。
突然ですがみなさん、ドライヤーで髪を乾かす時、抜け毛がスゴイ!と感じたことありませんか?
私はあります。ほぼ毎日感じています。
最近、その当たり前感覚で毎日行っているドライヤーが終わったあとの洗面所が、どエライことになっている日が多くなってきました。

↑ どエライことになっている洗面所
そもそも物心ついたころから自分も家族もドライヤーで髪の毛を乾かしていましたし、銭湯や温泉に行ってもみんな髪の毛はドライヤーで乾かしていますから、御風呂上りにドライヤーを使うことに対しては昔から「そういうもんだ」という意識しか持ち合わせていませんでした。
ですが1日の生活のなかで、ここまで大量に毛が抜けるシーンって、この昔から疑問に思わず行ってきた「ドライヤーをかける」ときを置いて他にないと思うんですよ。
そこで今回は、こんなテーマでお届けします!

入浴後のドライヤーで、抜け毛が増えたと感じているアナタにぜひ読んでいただきたい内容です(・∀・)
記事の目次
自然乾燥はダメなの?

抜け毛が多いのはドライヤーのせいかも?という疑いがあるなら、そもそもドライヤー使わなきゃいいんじゃない?と考えちゃいますよね。
実際、髪の毛が短い方や、めんどくさがりの方の中には、ドライヤーを使わない自然乾燥派の方も少なくありますが、抜け毛予防という観点で見ると自然乾燥はデメリットの宝庫です。
自然乾燥をすることでおこる頭髪環境への悪影響は次の通りです。
- 生乾きは雑菌が繁殖しやすくなる
- 頭皮の臭いの原因になる
- 寝癖になりやすい
- 髪が痛みやすい状態が続く
- 血行不良で髪が痩せる
髪の毛は濡れた状態だと、毛の表面を保護する「キューティクル」というウロコ状の外層が開きっぱなしになることが知られています。
そのため、濡れた状態の髪の毛は外部からの刺激に無防備な状態となるため痛みやすく乾きやすく、癖ができやすい状態になってしまうんです。
よく漫画やドラマなどで出てくる、入浴後の表現として、濡れた髪の毛にタオルをかぶって部屋をウロウロ・・というシーンがありますが、あれはハゲの心配をしている方は絶対にやってはいけない行動なので要注意です!
ドライヤーで髪の毛が抜ける理由
自然乾燥は髪の毛がダメージを受けやすい状態が続いてしまうため、頭を洗った後は髪の毛をドライヤーを使っていち早く乾かすことが、抜け毛やハゲの予防のためには重要です。
ですが冒頭の写真のように、抜け毛を防ぐためのドライヤーでビックリするほど髪の毛が抜けてしまってはもともこもありません。
そこでここからは、ドライヤーで髪の毛が抜ける理由について、いくつかピックアップしていきます♪
間違ったタオルドライ

タオルドライというのは、文字通りタオルで水分を拭き取ることで、ドライヤーを使うかどうかに関わらずほとんどの方がしていることだと思います。
ドライヤーで髪を乾かす時に抜け毛が多いと感じる場合、このタオルドライが足りていないか、やりかたが間違っている場合がとても多いです。
ドライヤーは短い時間で髪の毛を乾かしてくれる便利な道具ですが、どんなに上手に使っても髪の毛にはそれなりの負荷がかかるため、ドライヤーを使う前にできるだけタオルで水分を取り除いてしまうのがとても大切です。
またその際、髪にストレスをかけないよう正しい方法で行うのもポイントです。
タオルドライ不足
タオルドライは、最初に髪の毛ではなく頭皮の水分をタオルで吸い取るイメージで、頭皮と髪の毛の根元を集中的にふき取るのがコツです。
髪の根元の水分がとれたら次は髪の毛を前後または左右からタオルで挟み込むように抑えタオル自体の吸水力を活かして水分を取り除くようにしましょう。
しっかり水分をとれば、その分だけドライヤーを使う時間を短縮できるので頭皮や髪の毛へのダメージを最小限にすることができます。
もし思うように頭皮や髪の根元の水分を拭き取れないと感じるときは、吸水性の高いタオルに変えることも検討するのがおすすめですよ!
髪に負荷をかけないタオルドライ
ドライヤー前に髪の水分を十分取り除くために行うタオルドライですが、やみくもにタオルでガシャガシャと髪全体をこするのは、ドライヤーをかけた時の抜け毛を増やす原因になりますので絶対NGです。
また、よくやってしまいがちなのですが、タオルで髪の毛を挟み込むように給水する際、もみ洗いするように髪と髪をこするように拭いてしまうのも、やはり濡れた髪の毛の表面を傷つけてしまうことになりますので控えたほうがよいでしょう。
たまに、「抜け毛予防のために頭皮を鍛える」という目的のために、毛髪を軽めに引っ張り上げて毛穴に刺激を与える方がいますが、濡れて広がった毛穴は思っている以上に髪の毛が抜けやすくなっていますので絶対にやめましょう!
乾かす順番が違う

抜け毛やハゲにつながる髪の毛のダメージを抑えるためには、髪の毛を乾かす順番も考える必要があります。
髪の毛は、毛先よりも頭皮に近い根本のほうが密集していて乾きにくいですよね。
そのため、先に毛先から乾かしてしまうと、根元を乾かしきるまでの間ずっと毛先側がドライヤーの温風を浴び続けることになるため、乾きすぎてしまう心配があります。
髪の毛への乾燥しすぎのダメージは、枝毛や切れ毛といった目に見える形で現れますし、ダメージを受け続けた髪の毛は抜けやすい状態となり、ドライヤーの強い風を受けた時に抜け落ちてしまうのです。
ちなみに知り合いの美容師の方に髪の毛を乾かす順番について聞いたところ、その方のお店では ①前髪の根元、②全体の根元、③前髪、④全体 という順で乾かすようにしているそうです。
根元から乾かすと、毛先の乾かしすぎ防止と時間短縮になるので、ぜひ家でも実践してほしいとおススメとのことです!
ドライヤーが近すぎる

ドライヤーは、中にある電熱線が高熱になり、そこを通り抜ける空気が急激に温められることで、常に温かい風を前方に吐き出し続けることができます。
このドライヤーの電熱線は非常に高熱になるため、ドライヤーの吹き出し口あたりは非常に熱くなっています。
ドライヤーを使って髪の毛を乾かす場合、この熱こそが重要と誤解されている方が非常に多いですが、どちらかというと風が持つ熱で水分を蒸発させるというよりも、風の乾きと強さで水分を飛ばすイメージが近いです。
髪をアッツアツにしたほうが乾きが早いと誤解されている方は、ドライヤーを頭皮に近づけすぎてしまい髪と頭皮にダメージを与えてしまいがち。
ドライヤーを使うときはあくまで風の強さで乾かすということをイメージして、最低でも頭から20センチくらい話して、強風でドライヤーを使うと髪にストレスを与えずに乾かすことができますよ!
ドライヤーの風量不足
ドライヤーを使って髪の毛を乾かす際は、できるだけドライヤーを使う時間を短くするのが抜け毛を減らすポイントです。
優しい風で乾かしたほうが髪の毛に優しいイメージがありますが、弱い風しかでないドライヤーでだらだらと乾かすのは逆効果で、強めの風で一気に乾かすほうが抜け毛を防ぐためには効果的。
そこで注目したいのが、ドライヤーに書かれている消費電力の表示です。
現在は美容室でも使われているタイプのドライヤーから、旅行にも持って行ける携帯サイズのものまで様々な商品が販売されていますが、抜け毛対策のためには最低でも消費電力が1200w以上の商品がおすすめです。
前述の美容師の方のお店では、業務用の1400wのドライヤーを使っているそうですが、業務用のものでなくても1200wのドライヤーであれば十分とお話しされていました。
分け目グセをケアしていない

髪の毛の分け目が常に同じだと、その分け目からハゲていくという話を聞いたことはありませんか?
これは牽引性脱毛症(けんいんせいだつもうしょう)といって、髪の毛の分け目をいつも同じにしていることで、髪の毛自体の重さによって毛根に負荷がかかり続け、抜け毛が進んでしまう脱毛症です。
この牽引性脱毛症は、髪の毛を結ぶことが機会が多い女性特有の症状と思われがちですが、ビジネスマンとしてびしっと髪の毛を分けたヘアスタイルにしている男性でも起こりやすいのが特徴です。
牽引性脱毛症の予防には、できるだけ分け目が無くなるように髪にボリュームを持たせるように乾かすのがコツになります。
ちなみに髪の毛を指や手のひらでかき上げるようにするだけでは、分け目を強調してしまうだけでボリュームアップや分け目をなくすことにはつながりません。
分け目をなくし頭皮を休ませるためには、髪の毛が乾ききる直前に、髪の根元を優しく左右に揺らしながらドライヤーの風をあてるのがポイントです。
たったこれだけで、くっきり分かれて頭皮まで見えてしまっていた分け目が自然と隠れ、頭皮にかかっていたストレスが無くなり抜け毛予防になります。
覚えておきたいテクニック!

ここからは、これまで確認してきた正しい髪の乾かし方に加えて、さらに抜け毛予防に使えるドライヤーテクニックを紹介させていただきます(´∀`)
冷風を使いこなす
どんなドライヤーにも必ずついている冷風機能は、ヘアケアに役立つふたつの使い道があります。
ひとつは、熱くなりすぎた髪や頭皮を冷ますことで、ゆで上げたそうめんなどを流水でシメるように、髪の毛を引き締める効果を得る目的で使います。
冷風で引き締まった髪の毛は、保護機能を担うキューティクルもしっかい整うほか、ツヤもでるためさわり心地も良くなります。
そしてもう一つは、乾ききっていない個所を見つけるために使います。
髪の毛全体を乾かしたあとに冷風をあてたとき、自然な温かさよりも冷たさを感じる箇所がある場合、そこはまだ完全に乾ききっていないと判断できます。
温かいうちは乾いていると感じていた襟足や耳裏などがとくに水分が残りやすいので、時折冷風をあててきちんと乾いているかを確認しながらドライヤーすると乾かし漏れがなくなるのでGOOD!
ぜひ試してみてください^^
乾いたタオルをかぶってドライヤー
これはしっかい乾いたタオルを頭にかぶって、その上からドライヤーをかけるという、テレビなどで知恵袋的に紹介されることも多いテクニックです。
このテクニック、頭に吸水性の高いタオルをかぶってドライヤーすることで、温められた頭皮や髪の毛の水分が乾いたタオルに吸水され、より効率的に髪の毛を乾かすことができるという仕組みなのですが、いつも行っている直射型の乾かし方とは感覚が違うため、なれるのに時間がかかる方も多いようです。
ただ、なれると断然髪の毛が乾くのが早いため、朝の寝癖直しなどでも使えるので、時短テクニックとしては非常にやくだちます!
また、温風が髪に直接あたらないので、頭皮や髪の毛の乾きすぎを防ぐこともできるのもCOOLです(・∀・)
動画のモデルさんは髪の毛が長い女性なので、よりタオルを使った時短テクの効果がわかりやすいですね^^
髪を乾かす場所を変える

これはテクニックと言えるほどのことではありませんが、髪の毛を乾かす際に湿度が高くない場所でドライヤーをかけるという内容になります。
多くの方は、お風呂の傍にある洗面所で鏡に向かいながらドライヤーをかけていると思いますが、その場所はお風呂からの蒸気で極端に湿度が上がったエリアです。
手早く髪の毛を乾かすためにせっかく強力なドライヤーを使っても、乾かす場所が湿度たっぷりでは効果が半減してしまいます。
抜け毛の処理などで部屋に髪の毛が散らばるのは嫌ですが、できるだけ湿度の低い部屋でいっきに髪の毛をドライヤー掛けすると効率よく髪の毛を乾かすことができますよ!
まとめ
抜け毛が多いのはドライヤーのせいなのかについてまとめてきましたがいかがだったでしょうか^^
日々の抜け毛を減らすためには、シャンプーやお湯でキューティクルが緩んでダメージを受けやすい状態の髪の毛を、いち早く、的確にドライヤーで乾かしてあげることがとても重要です。
抜け毛や薄毛で悩んでいる方は、普段から髪の毛の洗い方や乾かし方には相当気を使ってらっしゃると思いますが、もし今回ご紹介してきた抜け毛の原因や、抜け毛を防ぐテクニックなどを参考にできるものがあるようでしたら、ぜひ実践してみてください!
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