こんにちは、B東です。
突然ですが、「朝シャンするとハゲる」という話を聞いたことがありませんか?
私はあります。子供のころからこの話ばかり聞いて育ちました。
実際、私の92歳のばあちゃんは、私の顔をみると「朝アダマさ洗うど、ハゲっど!」と脅してくるくらいです。
ですがよくよく考えると、この昔からよく聞くこの話って本当なのでしょうか。
ということで今回は、これををテーマにしてみたいと思います!

普段から出勤前の朝シャンが習慣になっているそこのアナタ!必見です!
朝シャンするとハゲるのか

世の中には就寝前に入るお風呂で1日の髪の汚れを洗い流す夜シャン派と、寝癖を直しセットしやすくするために朝頭を洗う朝シャン派の2派閥が存在します。(ちょっと大げさですね^^;)
違いは単純に「頭をいつ洗うのか」なのですが、このうち朝に頭を洗う朝シャンがハゲや抜け毛を進行させるというのがウソかホントか、というのが今回のテーマです。
結論から先に申し上げると、朝シャンでハゲるは、嘘ではありません。
正確に言うと、「朝に頭を洗うことによって、ハゲやすい頭皮状態になってしまう可能性が高い」のです。
もちろん抜け毛やハゲの原因は一つではありませんので、朝シャンだけが悪者ではありませんが、原因の一つになりかねないということをこれから確認していきたいと思います。
※あなたにおススメ
>>そのハゲ、じつは病気かもよ・・?気になる薄毛と病気の関係を確認しよう!
就寝中に受けるダメージ

朝シャンする方の中には、「朝洗うから寝る前は髪の毛を洗わない」という方が多いです。
これは、単純に夜も朝も洗うのが面倒というだけでなく、どうせ寝癖を直すために朝シャンプーするなら、夜洗わなくてもいいやという合理的?な考え方による場合が多いです。
ですが私たちの頭髪は、自分自身の皮脂や油分、日中活動中に浴びているホコリ、整髪料などの油分などで汚れまくっっています。
夜に頭を洗わないというのは、この汚れや脂が頭皮についたまま眠りにつくということですから、毛穴づまりや頭皮の肌荒れが起こりやすくなり、頭髪環境は最悪な状態になります。
このような汚れや毛穴づまりは、「脂漏性脱毛症(しろうせいだつもうしょう)」や「粃糠性脱毛症(ひこうせいだつもうしょう)」といった大量のフケやかゆみを伴うハゲの原因になりますので要注意です!
就寝は心身ともに休息を取る時間です。
睡眠前に頭を洗って、頭皮と毛髪にも疲れをとる環境を整えてあげてくださいね。
洗髪が雑になる

朝シャンは、出勤前の寝癖直しやヘアセットの手間を減らしてくれる手っ取り早い方法です。
ただ、朝はなにかと忙しく、入浴や洗髪に当てることができる時間は限られてしまいがち。
そのためゆとりがあるときよりも手をガシガシ動かして、雑な洗い方になってしまうことが多いんです。
髪の毛が絡まっていて、多少指どおりが悪くても、時間がないからと強引にシャンプーをつけて力強く洗ってしまうと、当然ですが頭皮にも毛髪にもダメージを与えかねませんし、本来抜けなくてもよい髪の毛まで引っ張り抜いてしまうこともあります。
またシャンプーやリンスを洗い流すためのすすぎを行う場合も雑になるのはよくありません。
なぜかというと、この洗い残ってしまったシャンプーやリンスの成分の刺激で頭皮が炎症を起こしてしまったり、毛穴が詰まったりすることで抜け毛が増加してしまう可能性が高まるからなんです。
もしどうしても朝シャンをしなければならない時は、短い時間でもせめて髪の毛を洗う時だけは丁寧に行うよう心がけましょうね。
頭皮の洗いすぎ

朝シャン派の方は、夜の眠気に勝てずに頭を洗わず寝てしまう方や、めんどうだからという理由を挙げる方が多いです。
ただその一方、夜もしっかり頭を洗うけど、朝は朝で髪の毛を洗うという方も一定数いらっしゃいます。
夜に洗ってまた朝に洗う人なんているの?と思うかもしれませんが、、寝汗を洗い流すためや、寝癖を直すためといった目的で夜朝にシャンプーする方は少なくありません。
ただこの夜朝シャンプは、頭皮の皮脂を取り除きすぎてしまう危険が潜んでいます。
ご存知の通り頭皮の表面は、頭皮を外部からの刺激や乾燥などから守るために程よく皮脂が行きわたっています。
私たちの身体は体表に皮脂が不足していると判断すると、不足している皮脂を分泌しようと働きはじめるのですが、洗髪回数が増えると、その分皮脂分泌の回数が増え、場合によっては過剰分泌に陥る場合もあります。
出すぎてしまった皮脂が酸化し頭皮に炎症が起きやすくなってしまうだけでなく、頭皮独特の悪臭が出てしまう場合もあるため注意しましょう。
※アナタにおすすめ
紫外線がノーガードの頭皮を襲う

朝にシャンプーすることによって起こるデメリットには、日中の紫外線の刺激に対して、頭皮をノーガードにしてしまうという点も挙げられます。
これは前述の「髪の毛の洗いすぎ」とも関係があるのですが、朝にシャンプーをして頭皮の皮脂をすっきり洗い流してしまうと、その後通勤などで家の外に出たとたんに、皮脂というバリアを失い潤いをなくした頭皮はダイレクトに紫外線の攻撃にさらされることになります。
夜にシャンプーをして一晩寝れば、朝起きるまでにしっかり皮脂が分泌されるため、被膜と水分によるバリア機能が効果を発揮し紫外線からの刺激をシャットアウトしてくれますが、朝頭を洗ってすぐ外出するような場合は要注意です。
どうしても朝シャンしたい場合は、UVカット成分が配合された整髪料や髪にも使えるスプレータイプのUVカットミストなども販売されていますので、上手に利用するのがおすすめですよ!
まとめ
朝シャンでハゲるという話がウソではない!というテーマについてまとめてみましたがいかがだったでしょうか。
朝シャンをすることによる頭皮へのダメージが、ハゲや薄毛を進行させてしまう原因であることを紹介してきましたが、それらをまとめると以下のようになります。
- 夜頭を洗わないことによる頭皮へのダメージ
- 洗髪が雑になることによる頭皮へのダメージ
- 夜も朝も洗う場合は洗いすぎによるダメージ
- 皮脂の洗い流しすぎによるバリア機能の低下
とはいうものの、夜にどうしても頭を洗う時間が取れない場合や、寝起きの神の臭いが気になるときなど、朝シャンをしなければならないシーンも0ではありません。
そんなときは、くれぐれも洗いすぎて皮脂を流しすぎないこと、頭皮や頭髪にダメージを与えないように丁寧に洗うこと(がっちり洗うという意味ではありません)を意識するだけで、頭髪環境にあたえるストレスは格段に減ります。
日頃から朝シャンが習慣になっている方は、まずはこれを機会に夜シャン派に生活を変え、心も体も髪の毛もストレスがない状態で就寝するスタイルに挑戦してみてはいかがでしょうか^^
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